わたしはジョフレ様をお慕いしている。お恥ずかしながら、初めてジョフレ様にお会いしたときからずっと想い続けてきたりした。一目惚れというのは少し違うような、あってるような…。ジョフレ様はとても素敵な方だ。身分があまり高くないわたしにまで優しく接して下さる。ああジョフレ様、どうしてあなた様はエリンシア様を想っていらっしゃるのですか!
私はが好きだ。恥ずかしながら、初めて会ったときからずっと好きだった。一目惚れというのは少し違うような気がするが…まあ、そんな感じだ。優しく接してくれて、私をいつも癒してくれる、とても素敵な女性だ。ああ、。どうして君はユリシーズを想っているんだ!


」「ル、ルキノ様」「ジョフレとはどうなの、」「ジョ、ジョジョジョフレ様とは、何も、ありません!」「あら、そうなの?てっきり私は両想いでうまくいっていると思っていたのに」「まままま、まさか!ジョフレ様はエリンシア様をお慕いしておられますから!」「…え?」「ですから、わたしは、」「…はあ〜…」
「おや、我が友」「ユリシーズではないか」「とはどうだい?」「なななななにを!とは、なにもな、ない!」「なんだ、そうだったのか。てっきり我が輩は両想いでうまくいっていると思っていたのだが」「まままま、まさか!は、その、ユリシーズが、」「は?」「その、だからだな、私は、」「…はあ〜…」



なんでしょう。ルキノ様からのお呼びだしは珍しくありませんが、場所が談話室だなんて。わたしにとってはあまり足を運ばない場所。久しぶりに入るから、ああ、なんだか緊張する。
なんなんだ。ユリシーズからの呼び出しはいつものことだが、場所が何故談話室なんだ?いつもなら私かユリシーズの部屋だというのに。久しぶりに入るな、談話室は。む、なんだか落ち着かない。


「ジョフレ様?!」「?!」
な、なんでジョフレ様が!?ルキノ様のお姿は見えませんし、いつも賑やかな談話室にわたしとジョフレ様しかいないなんて!ああもう、どういうこと?!
な、なんでがここに!?ユリシーズはこの部屋のどこにもいないようだし、いつも騒がしい談話室に私としかいないなんて!ああもう、どういうことなんだ?!


「ジョフレ様、どうしてこちらに?」「私はユリシーズに呼ばれたんだが…そういうは何故だ」「わたしはルキノ様に呼ばれて…」「「…あ、」」((謀られた!!))
「ジョ、ジョフレ様、一刻も早くお立ち去り下さい。ここにいては誤解されます」「、君こそ立ち去れ。私といれば誤解されるぞ」「…は?どなたにですか?」「だ、誰とは……ユ、ユリシーズにだ」「何故ユリシーズ様に!?…ジョフレ様、あなた様こそ、エリンシア様に誤解されてしまいます」「な、何故エリンシア様に!?」



「ジョッ、ジョフレ様はエリンシア様が好きなのではないのですか!」「なっ、なにを馬鹿なことを!私が愛しているのは紛れもなく君だ!きっ君こそユリシーズが好きなのではないのか!」「ユリシーズ様?!まさか!ユリシーズ様はわたしに優しくして下さるだけです!わたしはジョフレ様を愛しているのです!」「な、なんだと、私だって君を愛している!」


「…え?」「…は?」



「ルキノ様ー!!」「ユリシーズ!!」



「「はぁ…」」